ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.10.7 11:22日々の出来事

もう一度描く必要あり

秘書みなぼんが体調不良で、今日の道場打ち合わせは
一人で行かねばならなくなった。
一人で出かけて一人で帰る。
初めてのおつかいをする子供の気持ちがよく分かる。

2時ごろスタッフに原稿を持っていく。

最近、『戦争論』にせよ、『天皇論』にせよ、『差別論』
にせよ、もう一度描かねばならなくなったと、思う
ことが多い。
発売されて数年経つと、誤読したままの者もいるし、
どれか一冊しか読んでない者もいるし、最近、わしの
読者になった者もいる。
『ゴーマニズム宣言』で同じテーマを、手を変え品を
変えて描いていかなければ、腑に落ちる、完全に
理解するまでにはいかないということが分かってきた。
もう一度、新たな視点で描いていこう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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